民がつくる議会基本条例づくり第一回目!

今回は、ブロックを使って「理想の政治家」を表現するワークショップを実施しました。

 

組み立てたブロックの色や形、一つひとつに意味づけをしながら、意見を可視化する手法

この手法を用いた理由は

・ブロック=おもちゃ いじっているだけで楽しい

・気難しい政治のワークショップではなくなる

・発言力が大きい人の意見も、言葉や文章で表現することが難しい人の意見も、全体で理解し共有できる

という利点があったためです

 

今回、表現してもらったのは「最悪の政治家」と「理想の政治家」

議会基本条例は、簡単にいうと「議員のあり方」をさだめている条例

どういう議員のあり方が理想なのかを最悪・理想の二つの視点で表してもらいました。

 

出た意見

「最悪の政治家」

・政治家同士で行動しすぎ

・市民と繋がろうとしない(選挙の時だけ顔をだす)

・市民に適応しない政策ばかり考える

・不透明な政治構造を好む(決めること・話すことをうやむやにしがち)

・絶対王政

・自分の周りしか見えていない

・想像で物事を言う(現実や現場の声を理解しようとしない)

・理論と実力が伴っていない

・開かれているといいつつ壁をつくりたがる

・多様な立場(ハンディーキャップ、職業など)を理解しない

・「政治家」という肩書で満足する

など

 

「理想の政治家」

・市民目線

・市民との距離感のバランスがうまい

・市民に選ばれていることを忘れない

・王様ではないことを自覚

・何事もうやむやにしない政治を行う

・風通しのいいクリーンな政治を実現

・現場主義

・迎合するだけでなく、喚起することも行う

・その時代にあった更新可能な政治を実現

・透明性のある仕組みづくり

・何事(税金の使い道・まちづくりのことなど)も説明してくれる(説明もうまい)

など

 

参加者の方々からでた意見は、第二回目に行われる「米ふぇすと」で、条文化していきます!

例えば
「上から目線で物を言う」
→報告会を開いて県民に伝わるようにする
「多様な意見を取り入れる」...
→住民討論会を開く、また議会の議場で住民の人に参考人として話してもらうようにする

といった形で文章化します

皆さんの一言ひとことを形にして条文を作成していきますので今後ともよろしくお願いいたします

ご参加してくださった皆さん、ありがとうございました!

 

小椋